case 04-4 尿酸の怖さ

  何度か出ているように、ふつうはこのプールされている尿酸はきちんと排泄されていて溜め込まないようになってるわけなのですが、私を含み尿酸値高い系の人はこのバランスが崩れています。

 体内にできてしまったものを体外排出するのに、尿や便を利用するしか無いということは大体わかりました、まぁ大概の体外のデトックスはそれが当たり前なんですが (…シャレ?)。

 ということはやっぱり体外排出に対してのマテリアル、媒介は必須の対策事項とも言えますね。つまり飲食物を考えるということです。これは肥満にしてもそうなのですが当たり前の対策で、すべての健康はまず食からなんだなーと実感させられます。なので食べ物に関しては今日からできることですし、皆さん尿酸値高い系だけでなく意識高い系 (健康界隈) にもなりましょう(笑)、私も意識高い系になれ…るよう努力します。

 特に便より尿の方は 1 日に数回行ける上に混ぜて排出されている量も多いですから、水をたくさん飲むということが尿酸値低下の近道というのはとても理解できることです(ガッテン!ガッテン!)


▶尿酸が多くなると腎臓が壊れて最悪透析などになる

▶尿酸が体外に排出される割合は尿 70% 便 30%

▶やっぱり食事を見直すことが大事



 さてここからは尿酸値を下げる (少し痛風) 対策へ移っていきたいと思います。

 痛風発作が出た場合、経験上も医者の意見からもですが、鎮痛や抗炎症作用で痛みを軽減する以外どうしようもありません。重度になって腎機能が低下していると飲み薬が腎負担を引き起こしたり、胃の病気を持っている方は胃がいちじるしく荒れてしまうなど、そもそも病気がある方は重症化する恐れもあるのでその場合は医師の指導によりますが、医者に行く前にただただ痛いと思いますので、軽減のために鎮痛抗炎症剤を内服とパップ剤での外用からの 2 面作戦で痛みを軽くしていきます (私の痛みピークは深夜で、委員のオープンする朝まで一睡もできない地獄を味わいました)。ただ、その際バファリンなどアセチルサリチル酸系のものは避けてください(同ブログのエントリ case02 で詳し目に書いています)。たくさん飲むと成分の作用で痛風発作がひどくなりますので、別成分の薬を求めるか医師に相談してください。

 痛風発作中にはとりあえず患部を高い位置に保ったり患部を冷やしてください(冷感パップ剤が有効、同ブログのエントリ case03 で書いています)。発作の場所は安静にして揉んだり動かしたりしたらいけません(悪化する可能性大)。でも心配しなくても痛くてなにもできないと思いますが(;´∀`)。あと、当たり前ですが出来るだけ早く医者にかかる!(笑)

 痛風発作中に尿酸値を下げても炎症は止まりません。痛くなってから尿酸を排出しまくっても見当違いで、剥がれた尿酸塩結晶に対して白血球様が仕事をしている間は痛いのです。なので想像を絶するあの痛みを我慢し続け峠を越さねば治療はできません。

 私の体験上ですが痛風発作は『これは来るぞ…』という前兆があって、そこからガツンとやってくるので初期であればコルヒチンという対策薬の投与は有効。でもヒ素型に近い症状の劇薬ですから程々が大事 DEATH 。


そこを踏まえて次のステップです。



▼case 04-5 へ続く

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