case 01-2 そして病院へ…

  そんなこんなで足が痛くて本当に一睡もできないので、翌朝病院へ行く決意をして web で整形外科を探して特定、オープン時間が朝の 9 時ということを見て少しの絶望感を感じます。現在時刻は深夜 1 時前、この地獄をあとまだ 8 時間は 1 人で耐えなくてはいけません。この時点ではまだ骨にヒビとか考えてますんで、痛風とは一切思っていませんでした。まぁ、これが痛風発作だなんて知らなかったしね!!


 明けて朝7時半に家を出ます。接骨院までは川を越えて 1km くらい向こうにあるマンション群のはざまを進まねばなりません。この日は金曜日、通勤する人々のピークをズルズルとゆっくり進むのが嫌だったのもあります。住宅を出るときにふと思い立って自転車置き場へ、そう、自転車で行けばいいと気がついたのです!(そんな余裕もないほど 痛い!が頭を支配してました)

 なんとか自転車というチートプレイのおかげで思ったよりも早く、そして楽に病院につくことが出来ました。そしてそこでまたオープンまでの間を痛みと戦いながら過ごすのです。病院前の縁石にぺたんと座り、ひと目がありはすれど構いなしにただ足の痛みに悶え続けて 1 時間、やっと診察にこぎつけました。

 レントゲンも撮りましたがまぁ異常があるわけではなく…いや、ちゃんと外反母趾だという診断でしたがそこではない!とりあえず腫れが酷いので湿布薬と痛み止めの薬を処方していただくことになりました。


 そして採血。


 この時点で医者からはっきりと言われているのですが「間違いなく痛風発作ですね」と。ただ先生曰く「発作中は飲むと長引いたりするから湿布ね」と、痛み止めは出せるが治療薬は検査のあとなので週末はお休みだからまた月曜に来てくれと。まじか!めちゃくちゃ痛いんだよもっとなんとかしてくれよ!!……

 け、結構き、効くかも…。さすが処方薬!このとき処方してもらった薬はアドフィードパップ 40mg という湿布薬とロキソプロフェン系の飲み薬を各 3 日分。これでまぁ意外と落ち着いてくるというか痛いんですがピークよりはなんとかなるというか、夜も眠れるようになりましたしね、痛み感じて起きまくりましたが(笑)


 月曜日、朝に通院するともう血液検査の結果が出ており「尿酸値が 9.7 ( 6.9 以下でないとダメ) だよ…」というような残念な会話で終始しておりました。痛風確定ということで、追加の痛み止めと湿布薬、さらに今ではこれが一番とされる『フェブリク』錠が処方されました。あ、尿酸値は程々がいいですよ!体にはある程度必要なのですから。


 1 週間分のフェブリクを渡され、また来いよと帰されましたがなんだか少し晴れやかでした。この 2 日間いろいろ調べて痛風とはなんぞやというメカニズムもできる限り理解の及ぶ程度には調べています。原因も薬の内容もちゃんと把握しており、今後どういう治療が必要になるのかもちゃんと理解した上で検診と処方に挑んだので、予測範囲内のものでした。医者ともきちんと話して、今後の治療をどうするか相談し、薬の治療をするかしないかをまだ選ばせてもらえる状態でした。


▼case 01-3 へ続く


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