case 02-2 ジェネリックって?

  また、ロキソニンは実は他の鎮痛剤と違って 1 類医薬品なのですが、その副作用の少なさからも多くの人が使うことを望まれている医薬品でも有るようです。前出のイブプロフェン錠は例外で指定第 2 類薬とされていますので、効果の面だけ見ればイブプロフェンの上位互換みたいな感じに見えますね(笑)←誤解を生むからやめろ(ちなみにイヴの上位版はブルフェンです)


 上でも必死に訂正してますが、成分が全く違うので上位互換でも何でも無く、イヴとロキソニンは全く違う薬です。全く違う成分なのに似たような効果が活用されていますが、その効果がはたしてその人に有効かどうか、影響はどう出るのかというのはその成分に拠っても違ってきます。なのでたとえば、アスピリンではひどく動機がしたりだるいなどの効果が出た人がイブプロフェンでは期待通りに効果が出てその副作用は見られないとか、逆にイブプロフェンで胃潰瘍になってしまったがアスピリンだと胃潰瘍など全く心配がないなどということがあり得るわけです(もちろん例なので私が今作ったフィクションです)。そういうところを効果測定するのが医師でありその根拠が検査なわけですね。


 好みで選ぶ場合もあります。用量が 1 錠で済むとか、錠剤が大きくないから飲みやすいとか、顆粒の場合もあるかもしれませんね、そんなくらいの違いでしょうか。ある薬は半分が優しさでできていたりもするようですし(笑)、副作用が出ない方ならば薬効が効いているものであれば何を選んでも良いと思いますので、あえて気を付けることがあるとすればあまり同じ成分の薬剤で常に固めるよりも、薬に対する耐性が変についてしまわないようにひと箱使い切るごとに成分ごと別の薬に変えるのも良いかなーなどと考えてみたりもしてます。そんな私はそうは言っても(自分感覚では)滅多にお世話になっていない(つもりな)のでイヴばっかり買ってます(笑)効果が良いのに安いんだもの。



 さて、一般市販薬は商品として流通しているので当たり前ですが個々に商品名が有るわけです。そのために基の薬剤が何であるかを名前からは判断できない物も多いです(成分表示を見たらわかりますが)。そしてそれは後発医療製剤に関してもそんな感じです、あ、よく言うジェネリックってやつです。


 ジェネリック医薬品はつまり、最初に販売した会社が廉売したとかではなく(笑)、その新らしい薬(新薬、先発医薬品といいます)を開発した製薬会社がもつ成分特許権が満了して、同成分同効果といういわゆる ”レシピ” みたいなものが解禁になるわけです。それを他の製薬会社がいろいろな試験や基準をクリアして作って販売しているというもので、要は最初の製薬会社の使った莫大な研究開発費がのっかっていないから安く作れているものという認識で良いと思います。いわゆるコモディティ化されたものという感じです。


物によっては錠剤を OD 錠 (Oral Disintegration) にして用途幅を広く据えるなどもされています。 Oral Disintegration つまり口腔内崩壊錠ということですがそれこそ噛み砕いて言えば(笑)、これは口の中で唾液で溶けて飲める薬ということになります。飲む力が弱い方や水の少ないところなどには効果的ですね。




▼case 02-3 へ 続く

コメント

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