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case 04-6 食事対策や衝撃の事実

 ■飲食  プリン体 1 日の摂取量が 400mg が限度!そして尿の量を 1 日 2,000mL 以上出す!  これは改善のガイドラインに有る目標値です。つまり尿酸を増やす原因を最小にし、水分という尿のマテリアルを相当量入れることで、排出量の増加に依る尿酸の体外排出量を増やすという作戦です。水は 1 日 2,000ml 以上飲むことを心がけましょう!  また野菜が尿酸にはいいといいます。反対に肉は尿酸値が高くなるといいます。唐揚げだベーコンだサラダチキンだ焼き肉だしゃぶしゃぶだと、付き合いには肉が圧倒的に多いですよね、肉食型中心になると尿酸生成量が多くなりますので野菜中心にしていく気持ちをいつも持ちましょう。野菜だけとか極端に降っても長続きしないので、野菜型虹抵抗といつも基にしているだけでも違うと思います。また、魚も少々尿酸が増えるといいますが、何より同エントリに書いている通り魚卵は極力避けてください!!プリン体の宝庫です。  大豆食品、海藻、キノコなどのアルカリ性食品を多く取りましょう尿酸は文字通り酸です、酸を中和するのはアルカリです。つまり尿を弱酸性にしていくことで体に与える賛成によるダメージを軽減出来ることが期待できます。  1 日に牛乳を 200ml 飲むというのも尿酸には効くようです。これは低脂肪乳やヨーグルトでも効果があるというデータが有り、毎日摂り続けることで一定の効果が有るようです。  あ、あと糖分!甘いものは控えましょう!これもまた肥満を呼ぶのとプリン体にエネルギーを渡すので要注意です! ■ストレス  ストレスは体に様々な変調を起こします。尿酸増加も引き起こすようで、なるべくストレスにならないような生活を心がければいいと色んな所で推奨しています。  本来ストレス発散は体を動かさねば発散できないのですが、激しい無酸素運動はこのエントリで書いているように尿酸増加に拍車をかけます。なのでウォーキングなど有酸素運動で汗を流しストレスを発散していきましょう。 ■肥満を解消  肥満は全てにおいて体に悪い影響を与えます。肥満はエネルギーの溜め込みに依るものと考えれば、プリン体の過多と尿酸過多は想像に難くないです。なので肥満の解消は尿酸値治療の重要度が高いと言えます。  健康って得難いですね(笑)  この飽食と動物性の食事が主になってきた社会でなかなか意識を高く

Appendix 01

  お疲れ様です!  最近デスクワークばかりだった仕事を退職してフリーで仕事をすることになったのですが、まずは生活のためにと知人の手伝いをしておりました。  この仕事が 1 日中立ちっぱなしの接客と販売で、今までと全く違うスキルを使わねばならず、また立ち仕事は体に堪えました。  この間通風が出なかったのは幸いです。  そんなこんなでなれない仕事に全力で挑んでいたために記事を書くということが全くできませんでした。  しかしこのままではいけませんので次回記事をようやく書き始めました。  次回はサプリメントで『アンセリン』を中心につらつらと書かせていただきます。  そうそう、この立ち仕事でバキバキになったり痛くなったりしたのは  首・肩・背中・腰・膝の上・ふくらはぎ・足首・かかと・土踏まず・外反母趾  でした。わたくし 0.1t ありますので体重がダイレクトに足に来ます。更に外反母趾なので自然と体を後重心にしているらしく、かかとが猛烈に痛い毎日でした。  寝る前にパップ剤を膝上やふくらはぎ・腰に貼り、背中はうまく貼れなかったのですがテープ剤を背中・ふくらはぎ、足首・かかと土踏まずに貼りました。  結論から言って、かかとにはあまり効果を感じませんでしたが腰や土踏まず・ふくらはぎなどには効果を感じました。なんというか効きづらい箇所もありますね。  ただ、パップ剤もテープ剤もこれだけ貼るとあっという間に一袋なくなってしまい、経済的に打撃がすごかったです。これらの箇所のように大量に必要な場合はゲル剤など塗る薬のほうが良いかもしれません。  アンセリンのあとはゲル剤を買って試してみようかな。

case 04-5 尿酸対策薬と対策

  ということでお薬です。  尿酸値降下に効果がある (し、シャレではなく(笑)) と言われているものは以下のようになっております。  フェブキソスタット:フェブリク  アロプリノール:ザイロリック、アロシト-ル  ベンズブロマロン:ユリノ-ム  プロベネシド:ベネシット錠  これ痛風治療で血清尿酸値を下げる尿酸降下薬としてよく聞くおくすりでございます。  なぜ分けたかというと、上は尿酸産生抑制薬というたぐいのもので、尿酸を作る働きを下げて尿酸値をもとから少なくしようという薬です。そして下は尿酸排泄促進薬というたぐいのもので、痛風対策薬としてはおなじでも作用が違うのです。  そしてこれらの薬は痛風発作の特効薬ではありません。痛風発作を起こさないように長い間摂取することに拠って体内を改善するための薬です。よって、痛風発作に初期段階に有用なコルヒチン以外は痛み止めでやり過ごすしか無いと思ってください。へたに上記のような薬を投薬するとひどくなったり長引いたりするそうです(医者に言われたので信じてます)。  この尿酸値を下げる薬は継続して長期治療をするためのものです。飲み始めたらそれこそずっと飲み続けることになり、短期集中とはいかないので覚悟して尿酸と向き合いましょう。痛風発作後に治療が始まると思うので、そこからどうするかを医師と相談することが大事です。  投薬治療に関しては現状このようなプロセスが主流となっています。  実は尿酸、結構な強い抗酸化物質で、全く無いほうがいいわけではありません。  よく聞く老化を抑えるビタミン C やポリフェノールと同じ抗酸化作用を持っていて、酸素という毒素が細胞に与える効果を抑制してくれる働きもあります。まぁさすが細胞を作る側から出た物質のカスです(笑)。でもこのエントリを見ている人は多すぎる人ばかりだと思うので、あまりそこは気にせずに下げることを考えていけばいいと思います。 ▶痛風発作が起こってしまったらまず鎮痛・抗炎症作用で峠を越す ▶峠を越してから医師と相談して尿酸値を下げる薬での対策 ▶飲んだらほぼ一生飲み続ける覚悟 ▶尿酸は抗酸化作用が高い(うんちく)  尿酸値対策は飲食以外にストレスなどにも影響を受けます。   最後に我々尿酸値高い系が普段から気をつけるべき対策を並べていこうと思います。 ■アルコール  ビールがプリン体が多い悪

case 04-4 尿酸の怖さ

  何度か出ているように、ふつうはこのプールされている尿酸はきちんと排泄されていて溜め込まないようになってるわけなのですが、私を含み尿酸値高い系の人はこのバランスが崩れています。  体内にできてしまったものを体外排出するのに、尿や便を利用するしか無いということは大体わかりました、まぁ大概の体外のデトックスはそれが当たり前なんですが (…シャレ?)。  ということはやっぱり体外排出に対してのマテリアル、媒介は必須の対策事項とも言えますね。つまり飲食物を考えるということです。これは肥満にしてもそうなのですが当たり前の対策で、すべての健康はまず食からなんだなーと実感させられます。なので食べ物に関しては今日からできることですし、皆さん尿酸値高い系だけでなく意識高い系 (健康界隈) にもなりましょう(笑)、私も意識高い系になれ…るよう努力します。  特に便より尿の方は 1 日に数回行ける上に混ぜて排出されている量も多いですから、水をたくさん飲むということが尿酸値低下の近道というのはとても理解できることです(ガッテン!ガッテン!) ▶尿酸が多くなると腎臓が壊れて最悪透析などになる ▶尿酸が体外に排出される割合は尿 70% 便 30% ▶やっぱり食事を見直すことが大事  さてここからは尿酸値を下げる (少し痛風) 対策へ移っていきたいと思います。  痛風発作が出た場合、経験上も医者の意見からもですが、鎮痛や抗炎症作用で痛みを軽減する以外どうしようもありません。重度になって腎機能が低下していると飲み薬が腎負担を引き起こしたり、胃の病気を持っている方は胃がいちじるしく荒れてしまうなど、そもそも病気がある方は重症化する恐れもあるのでその場合は医師の指導によりますが、医者に行く前にただただ痛いと思いますので、軽減のために鎮痛抗炎症剤を内服とパップ剤での外用からの 2 面作戦で痛みを軽くしていきます (私の痛みピークは深夜で、委員のオープンする朝まで一睡もできない地獄を味わいました)。ただ、その際バファリンなどアセチルサリチル酸系のものは避けてください(同ブログのエントリ case02 で詳し目に書いています)。たくさん飲むと成分の作用で痛風発作がひどくなりますので、別成分の薬を求めるか医師に相談してください。  痛風発作中にはとりあえず患部を高い位置に保ったり患部を冷やしてください(冷感

case 04-3 尿酸を体外へデトックス

  血清尿酸値の数値は一般的には男性で 3.8~7.5 mg/dL、女性で 2.4~5.8 mg/dL が正常値と言われております。私は男性なので男性目線ではありますが、血液観点から見ると男女は変わらないはずなので UA7.0 は絶対値なんじゃないかと勝手に思ってます。女性は低い数値に寄っているからなのか、痛風にはなりにくいと言われてますね。つまり痛風という観点で見るのか、体に対しての影響としてみるのかという影響に対しての観点の違いで代わっているのかと思います。男性と女性では臓器が違いますもんね。  ここ見てる方にはおそらく蛇足ですが、逆に血清尿酸値が 2mg/dL など低い場合には低尿酸血症といい、無酸素運動後に強い背腰痛を伴う腎障害や尿路結石などになることもあるようです。おまけ情報だなこれは(笑)、尿酸値こういう人と足して 2 で割りたい(;´∀`)  さてこの結晶と化した尿酸、一番沈着しやすいのが関節ということではありますが、イメージ通りザラザラした引っかかりのいい物質ですから他にもくっついて溜まりやすいです。イメージは交通量の多い幹線道路のガードレールに付いた黒い排ガス汚れとか、磯の岩場についた藤壺みたいな感じでしょうか。皮膚の下にも溜まりやすく、溜まってコブのようになった場合はこれを痛風結節とよんだりします。臓器などにも溜まるようで、なんかホント体内の不法投棄みたいになってますね。 ▶プリン体の多いものの飲食は可能な限り避ける ▶血液検査で血清尿酸値 7.0 mg/dL 以上になったら高尿酸血症 ▶尿酸血症が関節などに固着し剥がれると白血球が仕事をして腫れる。これが痛風発作。  さてさて尿酸ができちゃった後の体外排出です。  体内にできた尿酸は血液の流れに乗って体を回っています。この体にためられている尿酸の総量を尿酸プールと呼んでいます。  このプールされた尿酸はいったん腎臓でろ過されて血液とは分離されます。そして濾しとられた尿酸はその 10% くらいが尿へと排出され、90% はまた体へ戻されます。これは尿が強い酸性になって体を傷めないためではないかと言われていますが、この戻った尿酸がまた体の抗酸化に一役買っているところも皮肉な感じですね。  尿酸の排出は尿からの排出で 70% 、その他腸管から便へ仕込まれるものが 30% とされています。汗にも若干含まれ

case 04-2 なんで尿酸値が高くなるのか

  つまりプリン体が多いということは尿酸が出来るリスクが高いということになります。  プリン体はよく聞くようにビールとかエビなどの甲殻類とか卵とかだけに有るものみたいに考えがちですが、DNA 構成要素ということはほんと様々なものに含まれているわけで、ビールなどいわれの高いものは比較的多く含まれているから言われていることになります。特に魚卵は鶏卵やその他の卵に比べて圧倒的に小さく細かい物が多いですが、卵とはつまり生命を誕生させる DNA と ATP の源です ( 1 卵にかならず 1 つセットが有る)。ということは…そう、鶏の卵 1 つに 1 セット、ニシンの卵 1 粒に 1 セット…と考えるとおわかりのように、魚卵 (特にたらこ数の子明太子など) はめちゃくちゃ危険です。  体で 80% は作られているプリン体、これを過剰に体に作らないためにも食事から別のプリン体を入れていく必要度は高くないというか、余計な尿酸を作らないためにもプリン体は控えたほうがいいようだということが見えてきました。  さて戻りまして尿酸、本来生物はこの尿酸をもう 1 段階安全なアラントインという物質にして処理するらしいのですが、このときに利用する尿酸オキシダーゼというカウンター尿酸みたいなやつを人間と一部の霊長類は体内で作れなくなったそうです。まるでゴミの再処理のしかたみたいですが、その機能がない我々人類は尿酸を尿酸として体外へ処理しなくてはならないのです。が、この尿酸は水溶性ではないため水分に溶けず、汗などでは尿ほど体外にデトックスできません。なので尿酸という物質のまま尿の中に混ぜ入れて出すことが一番です。  尿酸はだいたい 1 日に約 0.6g 体内で作られるそうです。正常な状態ならこの尿酸をきちんと体外に処理できるようになっているので貯まることはありませんが、条件が重なるとバランスが崩れて排出異常が起きます。  尿酸が多く作られすぎてしまう過剰生産型と、排泄能力が低下した排泄低下型の 2 つが高尿酸血症の原因となります。両方の症状が有る方もおりますが多くは過剰生産型のようです。  肥満(大食漢)、ストレス、過度な運動、肉食、アルコールの多量摂取は尿酸生成に相当のリスクを追うものと考えて良いでしょう。プリン体が多く作られるもしくはプリン体を摂取する、過剰なエネルギーを体内で発生させる、循環

case 04-1 血清尿酸値 7.0 mg/dL 以上からの戦い

  Uric Acid 7.0 Over  なんのこと?  それは血液検査で血液中の血清尿酸値が 7.0 mg/dL 以上になっているということ。  それは高尿酸血症という状態です。  血清尿酸値の数値が 7.0mg/dL (以下 UA7.0) を超えると尿酸はナトリウム結晶(尿酸塩結晶)となります。結晶化した尿酸は体内の血が通る中で最も付着しやすい骨、とりわけ関節に付着していきます。俗に言う痛風発作という現象は、この尿酸塩結晶に反応した白血球が攻撃を開始すると起こる関節炎なのです。いや、マジ痛い。  さてつまり何がいいたいのかというと、もしもあなたが高尿酸血症だった場合、それは痛風への階段を昇りきる寸前かもしれないということです。 UA7.0 は有り体に言ってすでに結晶できちゃってますよってことなので、いつ痛風発作が起こっても不思議ではない状態なのだということになります。  同ブログのエントリ case01 で痛風の体験談と共に原因にちょっと触れましたが、軽く質問された(というか血液検査後に痛風の話を見て恐怖で対策を聞いてきた)ので今回は尿酸と痛風などの尿酸界隈におけることに対して考えてみたいと思います。  んじゃそもそも尿酸ってなんだよって話になります。  すっ飛ばしていうと、尿酸は老廃物です。よく痛風とセットになって聞こえるあのプリン体、あれの分解されたやつが尿酸という物質です。じゃあプリン体ってなんですか?ですよね、それはまたざっくりいうと DNA/RNA や ATP といわれるものから作られた物質です。ここからちょっとマニアックになります(笑)  DNA/RNA とは生物の遺伝子情報が入っているいわば設計図みたいなもので、もちろん文字が書いてあるわけではないのですけれど、それらの上方を鎖状の配列にして留めているものです。細胞の基礎となるもので、塩基とデオキシリボースと呼ぶ糖とリン酸基を含む核酸物質となります。DNA は解明されたことにより捜査とかに使えたり組み替えて性質の違うものを作れたりとかされてますね。  ATP とは生命活動のエネルギー源と言われます。主に食事から取る燃焼エネルギー、そう、カロリーはまさに ATP に変換されているわけです。ATPはエネルギー体ですがこれを代謝するためにようはこれが代謝されて燃料となるから生き物は動いています。アデノシ